イタイイタイ病 四大公害病のひとつ。1955年頃から1970年代にかけて、三井金属鉱業神岡鉱業所から、長期間にわたり、カドミウムとその他の重金属などが大量に排出され続けた。被害地域は、未処理廃水の神通川下流域である熊野、神明(旧富山市)、婦中(旧婦中町)。川や土が汚染され、農業、漁業が破壊され、主に米などから、人間の体内にカドミウムが蓄積され、発病した。イタイイタイ病は、骨が柔らかくなって、セキをするだけで肋骨が折れるなど、体のあちらこちらで骨折し患者がいつも「痛い痛い!」と叫ぶことからこの名がつけられた。 イタイイタイ病による死者は130人ほどにもなり、患者は、数百人以上発生した。被害者は、現在も生存していて、新患者も年に1名ほど発生している。 富山市では、平成20年にイタイイタイ病が国の公害病第1号と認定されてから40年となることから、イタイイタイ病の経験と教訓を後世に伝え、県内外に発信するための事業として「イタイイタイ病資料館」の建設について施策を立てている。